ECUなど車載基板に代表される大型コネクタは、1辺の長さが100mmを超えることも多く、これらの使用は今後も高まると予想されています。しかし、このような部品の荷姿は非常に大きく、従来の供給ユニットで使用するためには、小型トレイへの詰め替えが必要でした。また、1トレイあたりの供給数が少なくなるため、部品補給サイクルが増えてしまうという課題がありました。

このような課題のソリューションとして、新たに大型部品用トレイ供給ユニット「sMTU-XL」を開発しました。

従来比3倍の部品供給量を確保しながら、フットプリントの増加を1.04倍と従来とほとんど変わらないサイズで実現しました。

sMTU-XLのトレイパレットは、最大 600mm×460mm のトレイを搭載可能。
100mmを超える部品も一度に供給できるため、従来のような小型トレイへの詰め替え作業は不要となります。

マガジン庫内の高さは従来よりも74.5mm高く、マガジン庫内の容積率が300%アップ したことにより、より多くの部品を供給できるようになりました。