電子部品実装ロボット(マウンター)とは?

電子部品実装ロボット(マウンター)とは、電子部品や半導体を電子基板の上に高速・高精度に取り付けるロボットです。
電子基板上に電子部品を取り付けることを「実装」と言い、マウンターは実装工程の中の中核装置です。
マウンターはライン全体の生産能力を決める重要な存在

マウンターは、実装ライン全体の生産性を決定づける最も重要な装置です。
実装スピードと実装精度の両立により、生産効率や対応できる電子基板の幅が大きく変わります。
近年では、0201チップ(0.25mm × 0.125mm)といった極小部品を、1時間あたり数万点のスピードで搭載しながら、ミクロン単位の高精度を維持することが求められています。
電子部品は小型化が進み、多くは米粒よりも小さいサイズとなっています。
マウンターには、こうした微細部品を高密度に実装するための高い精度が求められます。

FUJIマウンターの特徴
各種ユニットの集合体としてマウンタが完成。オプション部品で様々な仕様へ対応。
FUJIマウンターは、モジュールコンセプトに基づき多様なユニットを組み合わせることで、幅広い生産ニーズに柔軟に対応できる電子部品実装装置です。高速・高精度なロボット機構と高度な画像認識技術により、高品質かつ安定した実装を実現。多品種少量から大量生産まで、生産性と品質の両立に貢献します。


SMTライン構成の最適化
生産品目や生産量、品質要求に応じて、最適なライン構成が設計されます。
大量生産ではスピード、高信頼製品では品質と安定性が重視されるなど、生産形態によって求められる条件は大きく異なります。
こうした条件に応じたマウンターの最適配置が、実装ラインの生産能力を最大限に引き出します。

用途別に求められる条件の違いの例

スマートフォン
全世界で年間10億台以上生産されるスマートフォンには、数百〜数千点の電子部品が搭載されており、大量生産が求められます。そのため製造現場では実装スピードが重要となり、短いサイクルタイムで微小部品を高精度に配置し続ける技術が必要です。近年は0201サイズ(0.25mm×0.125mm)のような極小部品にも対応する高度な実装技術が求められています。
- 求められる条件
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- 超大量生産
- 短いサイクルタイム
- 微細部品実装

AIサーバー
AIの計算処理に使われるサーバーでは、大型の基板に高性能で高価な半導体部品(GPUなど)が多数搭載されます。これらの装置は長時間連続で稼働するため、生産現場では部品を正確に実装し続けられる「安定性」が重要になります。わずかな実装不良でも大きな損失につながるため、安定して高い精度を維持できる製造ラインが求められます。
- 求められる条件
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- 大型パッケージ部品対応
- 大型基板対応
- 高精度実装

車載
自動車は人命に関わる製品であるため、「信頼性」が特に重要です。そのため、生産現場では高い品質を安定して確保することが求められます。このため、実装機を含め製造ラインには検査機能や生産履歴を記録する仕組み(トレーサビリティ)を組み込み、不良の防止や原因追跡ができるように設計されます。
- 求められる条件
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- 高品質
- 安定稼働
- トレーサビリティ(生産履歴の管理)
多様な市場ニーズへの全方位対応
FUJIのマウンターは、スマートフォン、AIサーバー、車載など異なる要求に対し、1つのプラットフォームで対応します。
用途ごとに専用設備を必要とせず、多様な生産ニーズに柔軟に対応。
あらゆる生産現場で最適な実装を実現し、世界のものづくりを支えています。
