近年、市場ニーズの多様化により、多くの生産現場で多品種少量生産に対応した生産体制がとられています。
しかし、多品種生産は、段取り替えが占める時間が長く、大量生産と比較して停止ロスが増えてしまうため、改善に取り組まれているお客様も多いのではないでしょうか。
多品種生産の現場における段取り替えに関するご要望
- 段取り替え工数を減らしたい
- 生産時間を短くしたい
- ライン作業者の負荷を減らしたい
ここでは、上記のご要望にお応えする生産プログラムの最適化機能「マルチジョブラインバランサー」をご紹介します。
マルチジョブラインバランサーとは
部品の共通率が高いプログラムをグループ化して、共通のフィーダー配置を作成し、段取り替え回数が少なくなるように生産順を自動調整します。
フィーダー単位の段取り替え、フィーダー台車を使った一括段取り替えの両方に対応しています。
マルチジョブラインバランサーのイメージ
生産中に次生産用フィーダーをセットして稼働率を向上 ABモードフィーダー交換
実装機1台あたりに搭載するフィーダーの数が少ない場合は、フィーダーテーブルを生産用と交換用の2つのエリアに分けて運用する「ABモードフィーダー交換」で稼働率を向上できます。
稼働中に次の生産で使用するフィーダーをセットできるため、停止ロスを減らすことができます。
ABモードフィーダー交換イメージ
マルチジョブラインバランサーは、条件の異なる複数のパターンでフィーダー配置を作成し、その中からお客様の生産条件に最良な算出結果を選択できます。
対象ソフトウェア | Nexim、Fuji Flexa |
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弊社では、ここでご紹介した生産プログラムの効率化をはじめ、生産に関するお困りごとを解決するFUJI Kaizen サービスをご提供しています。
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