高い生産性を維持するためには、吸着から装着までの一連のプロセスでの部品の状態を正確に認識し、不良を引き起こす要因を検知・排除しなければなりません。
ここでは部品の吸着・装着状態をチェックする機能をご紹介します。
ノズル先端の画像チェックで不良を防ぐ インテリジェントパーツセンサー(IPS)
ヘッドに搭載されたカメラで、部品を吸着する前後・装着する前後にノズル先端を全数チェックし、不良の要因を排除します。
部品側面認識機能
部品の立ち吸着・表裏反転チェック
吸着した部品を側面からチェックし、チップ部品の立ち吸着、ミニモールドの表裏反転を確実に検出します。
部品厚みチェック・装着高さ補正
部品の厚みを側面から測定し、その結果を装着高さに反映するため、装着時の部品への過負荷を防ぎます。
部品の落下・持ち帰りチェック
部品吸着の前後と装着の前後に部品の有無をチェックし、部品の落下、持ち帰りによる欠品を防ぎます。
ノズル側面認識機能
ノズル折れ・スタックによる吸着不良やノズルの干渉など、ノズルに起因するトラブルを防ぎます。
埃検知機能
搬送中の部品落下につながるノズル先端に付着した埃や異物を検知し、吸着エラーを防ぎます。
部品の落下・持ち帰りの検出 パーツ有無確認機能
部品の吸着後・装着後、および部品廃棄の前後に部品落下・持ち帰りを検出し、欠品や実装不良を防ぎます。
機能使用時のサイクルタイムの低下はありません。
部品の表裏、供給方向をチェック 抵抗部品表裏反転確認機能/ ボトムマークチェック機能
抵抗部品表裏反転確認機能
表と裏の色が異なる抵抗部品の表裏を判別し、表裏反転装着を防ぎます。
ボトムマークチェック機能
部品の裏面にある特徴点を装置カメラで認識し、部品の表裏反転、供給方向をチェックします。